2017.03.22

家を高く、早く売るためのコツとは?

家の売却を考えている方、家を売却中だけどなかなか売れない…とちょっと不安になっている方もいらっしゃるかもしれません。家を売る時のコツをご紹介しましょう!

 

「空き家にしたほうが売れやすい」は本当

自宅を売却する場合には売れるまでそこに住みながら売却活動をする場合と、空き家にしてしまう場合があります。結論から言ってやはり「空き家」の状態のほうが売れやすい事は否定できません。主な理由は次のようになっています。

 

いつでも希望者の都合に合わせて内覧ができる。

物件を見てみたいと思う人が現れた場合、依頼している不動産業者とその申込者とで日時を決めることだけですぐに内覧ができます。「今からでも見に行きたい」という方に、売却依頼者に連絡を取ってからでないと対応できない場合はせっかくの希望者を逃してしまう可能性があります。また売主がその場にいないほうが、内覧者もじっくりと物件をみることができます。「入居中物件」だったら見に行かないという人も少なくありません。

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家具などがないほうが、広く見えイメージがわきやすい

売主の生活用品がそのままある状態よりも、やはり何もなくなった状態のほうが広く感じてもらえるでしょう。また申込者のイメージもわきやすく「もしこの家を買ったら…」と配置やリフォームの想像たしやすくなります。

 

他の業者からの購入申し込みも期待できる

空き家なら売却依頼した業者がきっちりと鍵の管理を行ってくれるだけで、他の業者の内覧希望者も案内しやすくなります。専任媒介契約を締結している業者は買主を見つけるためには広く営業活動してくれる業者でなければいけません。空き家でいつでも案内が可能な物件となると連絡一本で内覧スケジュールが調整できて業者間の販売活動を容易にすることができます。

 

リフォームしてから売るのはもったいない?

少し老朽している物件ならほんの少し見栄えよくリフォームして、その分ちょっとでも高く売れたら…と思う人もいるのではないでしょうか。クロスだけでも張り替えてみたり、傷みの激しい箇所の修理をしたりするなど…。しかし100%と言っていいほど仲介する業者さんにはリフォームは不要だとアドバイスされます。どんな人が購入するのかわからないですし、買い手の好みではないリフォームになってしまっては、逆に売れにくくなってしまうということが主な理由です。

 

プロフェッショナルクリーニングは効果的

とはいっても、空き家にした家は広さも感じられますが、古さや傷んだ箇所が目立ちやすくもなります。そんな場合にはちょっと費用をかけてプロのお掃除で水回りだけでもきれいにしたり、自身で磨ける場所は徹底的にきれいにしてあげたりするだけでも、内覧時の印象はかなりよくなります。

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空き家にできない場合でも整理整頓

どうしても売却するまで空き家にできない時は、少しでもきれいに片づけて整理整頓して物件を見てもらいやすいようにしましょう。とても大事に使っている家だな…と思ってもらわなければ買い手は見つかりにくくなってしまいます。次に買う人もどうせリフォームするだろうからと、掃除や整理整頓を怠ってしまうとやはりいい印象は持ってもらえません。

 

いかかでしょうか?売却を依頼して内覧に応じているだけではなかなか家はスムーズに売却できません。不動産業者の営業活動に高く、早く売れるかどうかがかかっていますが、売主さんができる限りの協力も不可欠になってきます。買主の気持ちになって家を魅力的に見せることにぜひ気を付けてみてください。