2018.05.28

知ってるようで知らない美味しい卵!

毎日食べている卵!

殻の色の違いや大きさなど種類も色々ですが、でも、その違いについて深く考えたりせず
意外に知らない事が多いことに気付きます。子の記事で、卵のマメ知識をご紹介しますので、今後のお買いものに役立ててくださいね!

 

サイズの話

卵にはS、M、L、LLのサイズがあるのをご存知ですよね?では、その違いを明確に説明できるでしょうか。意外に言葉に詰まる人も多いのではないですか?

 実は、このサイズは、ニワトリの年齢と関係しているんですよ!
・生後4か月~5カ月のニワトリが産んだ卵がSです。
・半年~1年のニワトリが産んだ卵はMサイズ
・1年以上経ったニワトリの卵をLとLLに分類されています。

 

サイズが変わる理由

生後4か月以降、ニワトリ自体の大きさはほとんど変わりません。それ以上、体は大きくならないという事です。
しかし、卵管の太さは異なる為、大きさが違うのだそうです。また、どのサイズでも黄身の量は変わらないというのも、あまり知られていない知識です。

 実は、若いニワトリは、卵白をつくる量が少ないのです。ですから、サイズの大きな卵は、『卵白部分の量が多い卵』ということなのです。卵白を多く使いたい時には、大きなサイズを買うと良いのです。
因みに、LLサイズの卵は、メレンゲ・茶碗蒸し等をつくる際に良いそうです。
Sサイズのような小さい卵は、オムレツ・スクランブルエッグ等に向いています。料理に合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか!?

 

殻の色は何故違う?

卵の色には、大きく分けて白と茶色と二種類ありますよね。何が違うのか知っていますか?

実は、茶色の卵は、茶系のニワトリが産んだ卵なんです!同じ条件下で育てた白いニワトリが産んだ卵と、成分や栄養量は変わりません。
また、茶系の卵でも、色の濃い茶色の卵と、薄茶色の卵がありますよね。これにもきちんと理由があります。
ニワトリの本能的な能力で、外敵から見つかりにくい色で産む習性があるのだそうです。
つまり、茶系のニワトリを暗い場所で育てれば、濃い茶色の卵を産むのです。茶系のニワトリを屋外で育てると、薄茶色の卵を産むんです。
店頭では、濃い茶色が好まれる傾向がある為、生産者が暗い場所で育てるようにする事が多いのだそうです。

 保存の知識

最期に、卵の保存についても少しご紹介しておきますね。
卵を保存するときには、尖った方を下にしておくのが良いそうです。丸い方には、空気を取り込んだ部分がありますので、これを上にすることで黄身の鮮度が保たれるからです。

卵の黄身の色の濃淡で鮮度を疑う人もいると思いますが、これも間違いです。黄身の色は、餌の種類によって決まります。
トウモロコシ系の餌を使用すると、黄身がうすくなり
赤いパプリカの粉末等を使うと、黄身の色が濃くなります
稀に、トウモロコシを使用している農場があるので、『鮮度が悪いのでは?』と思われてしまうというわけです。
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 まとめ

卵は、私達にとってかなり身近な食材ですが、意外に知らない事が多いと感じませんでしたか?特に料理によって卵のサイズを変えている人は少ないのではないかと思います。同じ料理でも、少し違った出来栄えになるかもしれませんね。
ホテルで出て来るような卵料理は、Sサイズでつくってみると良さそうです。
是非、試してみてください。