2016.11.22

住宅購入予定者必見! 成功するマイホーム選び ⑧ 住宅ローン契約・各種保険の検討

前回の購入申込みと契約手続編でやっと契約が終わりました! 

現金で購入する場合は別として、住宅ローンの契約に向けて動き出すことになります。

各種保険の検討等も含め見ていきましょう。

 

  1. 本審査と融資期限特約
  2. 本審査必要書類とローン契約
  3. 各種保険の検討等 

 

本審査と融資期限特約

住宅ローンを使用する場合、売買契約書に融資期限について記載されます。

買主は、示された融資期限が到来するまでの間に、住宅ローンの本承認をとらなければならないという特約があるからです。

手続きとしては、まずは、融資を受ける為の必要書類の提出日期限です。

この提出日期限までに買主は、銀行に融資を受ける為の必要書類を整えて提出することが求められます。

 提出した後は、融資承認が下りるのを待つのですが、既に事前審査の承認が得られていても、ごく稀に本承認が得られない場合があります。

本人も予期せぬ結果ですから、買主保護の為に、融資期限内であれば万が一融資未承認になっても、白紙解約となり手付金も全額返還されます。

その期間を定めたものが融資期限の特約です。

売主・買主とも決済に向けて期間を定めてお互いの責任を果たしましょう!という意味合いが強い期限となります。

 

本審査必要書類とローン契約

本審査通過後には、金融機関とのローン契約を締結することになります。

ローン契約は、正式には金銭消費貸借契約(金消契約とも言われる)と呼ばれます。 

ローン契約の手続きには、平日に時間をとらなければならない事が多い為、事前にスケジュール感を持っておきましょう。

また、ローン契約時には、売買契約時よりも用意するものが多い場合がありますので、金融機関に良く確認しておいてください。 

ローン契約時には、記入しなければならない書類が多く、契約締結には2時間程度はかかると思っておきましょう。

ローン契約締結からローン実行までには、3~4営業日の準備期間が必要となる事が多いので、決済日間近でローン契約するのは避けてください。 

住宅ローン本審査に必要となる追加書類を以下に記載しておきますので、早めに準備しておくと良いと思います。(給与所得者の場合の必要書類)

連帯保証人の有無や、ローン商品の種類等によって必要枚数が異なる為、金融機関に個別確認しましょう。 

 

・申込書類(事前審査時よりも種類が増えます)

・印鑑証明

・住民票(3箇月以内で家族全員が記載されいるもの)

・住民税決定通知書又は課税証明書

・土地・建物登記事項証明と公図・測量図

・建築確認済証の他、建物図面一式

・売買契約書の写し

・その他(金融機関から個別提出を求められた場合)

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各種保険の検討等

決済日(引き渡し日)を迎えた日から、物件は購入者の資産になります。

もし、何らかの損害が出た時には、自分で修繕費用等を負担しなければならないということです。

この為、火災保険や地震保険についても、引き渡し日から有効になるように進めていくことになります。 

近年、想定外の災害が多くなっている為、物件の立地に合わせた保証内容を検討するのが望ましいでしょう。

火災保険の加入期間は、長いほど割安になりますが、売却や転貸等の可能性がある場合は、短めに加入しておき、更新しながら様子を見るのが良いと思います。

 その他、インターネットプロバイダーの選別や新調する家電の手配等も決済直前に始める事が多いと思います。

プロバイダー加入については、様々な業種で提携割引サービス等がありますので、賢い選択をするようにしたいところです。

 

まとめ

金融機関の本審査からローン契約までの作業は、物件の売買契約より面倒で大変だったと感じる人も多いようです。

金融機関の手続きは、何か不備があると処理が進まなくなり、遅れが出てしまいます。

厳格な手続きが多い為、重要なことは金融機関に直接聞いて間違いの無い様に進めるように心がけましょう。

 

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