2017.09.13

夏に役立つ臭い対策

夏の暑い時期、家の中の不快な臭いに悩まされることはありませんか?
今回は、排水口・シューズボックス・トイレの臭い対策についてご紹介してみたいと思います。

 

  1. 長期不在時の排水口の臭い対策
  2. シューズボックスの臭い対策
  3. トイレの臭い対策
  4. まとめ

 

長期不在時の排水口の臭い対策

 

長期不在で家を空ける場合や、空き家状態で売却する際等には、排水口からの不快な臭いが室内に充満することがあります。
特に、夏場は臭いが出やすい為、対策方法があれば知っておきたいですよね。
排水口の臭いの原因は、排水口の内部の水が蒸発してしまうことにあります。排水口は、配管の曲がっている部分に水が溜まる仕組みになっていて、その水が配管からの臭いを遮断する蓋の役割を果たしています。

 この水の蓋が蒸発すると、配管の中の臭いが直接外へと放出されるようになってしまうわけです。
この水が蒸発しなければ、配管からの臭いは遮断されますから、定期的に訪れて少し水を流すことができれば、それだけでも対策になります。 

管理上の都合で、定期訪問が不可能な場合は、料理用のラップを排水口に貼りつけておくと、臭いの放出を軽減できます。また、発生した臭いに対して消臭剤を使用する場合は、なるべく床に近い位置に置くと効果が大きくなります。

「不快なニオイ成分は、空気よりも重いので下に行く」と覚えておきましょう!

 

 

シューズボックスの臭い対策

 シューズボックスの臭いの原因は、雑菌やカビの繁殖です。この為、雑菌の繁殖しやすい状況を改善することが優先課題となります。
まず、一番にやるべきなのは「シューズボックス内の掃除」ということです。そして、靴をしまう際には、陰干しをするなどして乾燥させてから格納するように心がけましょう。

セスキ系の洗剤を使用することのできる素材の靴であれば、軽く拭いてから収納すると、セスキの中和作用によって臭いを軽減させることができます。
セスキ炭酸ソーダは、100円ショップ等でも売っていますので、適当な容器や履かなくなったストッキング等に入れてシューズボックスの中に置いておくと、除湿と消臭の効果も期待できますよ!?

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トイレの臭い対策

トイレの臭いには、二種類の原因が考えられます。
一つは、配管から上がってくる汚水の臭いが原因の場合です。もう一つは、尿が床や便器に飛び、アンモニア臭を出している場合です。

配管から臭いが発生する原因は、排水口の場合と同じです。蓋の役目をしている水が少なくなることで起こりますので、これを改善させれば解消されるはずです。
蓋となる水の量が一時的に減って、水位が下がってしまうことがある為、何度か水を流せば正常な状態になるはずです。
配管からの臭いが原因だと感じた時には、トイレの水(大)を流し、換気をして充満した臭いを取り除きましょう。
また、トイレの中でマッチを擦ると、臭いの原因物質とマッチの硫黄成分が化学反応し、臭い成分が分解される効果があります。
尿による汚れが原因の臭いは、トイレ用洗剤等で床や便器を綺麗に掃除すれば改善されるはずです。

まとめ

臭い対策で重要なのは、臭いの原因を知る事です。そして、その臭いの原因に対して有効な対策を講じるようにしましょう。臭いの原因を詳しく知ることで、普段からも使い方の意識が高まってくると思います。気になる臭いを見つけた時は、その原因から調べてみましょう!