2018.03.06

進化しつつあるトイレ、でも基本はキレイでシンプルに

日本が世界に発信できる優れたものと言えば文化、受け継がれてきた伝統、そしておもてなしの心など多々あります。しかしここ数年、そうした定番以外に新たなアイテムが登場してきているのをご存知でしょうか?

中国人観光客のお買物として一躍脚光を浴びたウォシュレット、日本では当たり前に使用されているものが「素晴らしい!」と認められた分かりやすい例でした。

ウォシュレットだけではなく、日本のトイレのキレイさにも注目が集まりましたね。

そんな私たちの生活に欠かすことのできないトイレ、どう選べば良いのでしょうか。

おしゃれな空間を演出するタンクレストイレ

近年人気なのが、タンクのないトイレです。便器のみなので場所を取らず、トイレという空間をおしゃれに演出することができます。トイレ周りに死角や余分な空間もないので、お掃除もしやすいのは嬉しいですね。

そんな素敵なタンクレストイレですが、いくつか注意点もあります。
手洗いを設定する場合は、その分のスペースが必要になること。スペースを活かそうとタンクレストイレを選んだのに逆にスペースを必要とすることもあるので、事前によく調べておきたいポイントです。

また従来型のトイレはウォシュレットのみの交換が可能ですが、タンクレストイレはそれができません。どこか不具合が起きた場合、便器ごとの取り替えが必要になるのでその分費用がかかることを、念頭に置いておきましょう。

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シンプルに機能的に、従来型トイレ

昔からある便器とタンクと便座の組み合わせトイレです。タンクや便座などのパーツごとの交換が可能であること、一番壊れやすいウォシュレットは安価で交換しやすいことがこのトイレのメリットと言えるでしょう。またタンクに常に一定量の水が貯まっているため、万が一の時の備えにもなります。日本のトイレは狭いスペースを充てられることが多いものですが、その空間を上手に利用したトイレだと言えるでしょう。

もちろんデメリットもあります。タンクレストイレのメリットである掃除のしやすさ、これがこのタイプのトイレでは難しいこと。トイレ下部の奥まで手が届かない、空いた空間があるのに上手に活かせない。トイレという空間をおしゃれに使用したいのに限度があること。

おしゃれということで言えば、最近では便器の外観も変わりつつあります。
それぞれの良さを知った上で、素敵なトイレライフを創り上げていきたいものですね。
どんなトイレを設置したとしても、いつも清潔に心地良く使用したいという思いに勝るものはないのですから。