2018.08.01

夏は偏頭痛に注意! 原因と対処法を知っておこう!

毎日暑い日が続いています。熱中症ばかりクローズアップされていますが、夏は、偏頭痛が起きやすい時期だという事をご存知でしたか?
これには、偏頭痛のメカニズムが深く関係しています。

今回は、これからの季節に向けて、その原因と対処法をご紹介しますね。

  1. まずは偏頭痛の確認を
  2. 偏頭痛の主な原因
  3. 偏頭痛に市販薬は効く?
  4. 偏頭痛の治し方
  5. 偏頭痛の注意点
  6. 偏頭痛の予防
  7. まとめ

 

まずは偏頭痛の確認を

病気などが原因ではない頭痛であることを前提にお話しをしていきますね。
偏頭痛の原因は、血管の膨張と脳の興奮によって起こります。頭痛の際、頭を下げて左右に振ると、痛みが強くなることがあると思います。
この症状があれば、偏頭痛の対処法が有効だと考えましょう。

偏頭痛の主な原因

偏頭痛は、脳の血管が膨張する事で、神経が圧迫されて起こります。圧迫による刺激を「痛み」として伝えているのです。
激しい運動等で、脈打つリズムに合わせて痛むのはこの為です。天気が良い日は、高気圧状態ですから、体全体に圧力がかかっています。
血管が押し付けられている状態ですから、頭痛は起きにくい状態と言えます。ところが、雨天の場合には気圧が下がりますから、血管への圧力が弱まります。
すると、血管が膨張しやすくなって、頭痛も起きやすくなるのです。雨の日に古傷が痛むのは、神経が刺激を受けているからなのです。

偏頭痛に市販薬は効く?

血管の膨張等による脳の興奮を「痛み止め」で解決できるでしょうか。これは、根本治療ではないですよね?
痛みを一時的に消しても、原因が消えなければ治ってはいません。ですから、血管の膨張が治まらなければ頭痛は続きます。

薬を過剰に摂取すると、気付かないうちに興奮状態が強くなってしまいます。すると、今度は薬物乱用による頭痛が起きる場合があるそうです。
市販薬は、どうしても辛い時だけ使うようにしましょう。

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偏頭痛の治し方

偏頭痛の治し方は、偏頭痛の原因を解決するのが一番です。つまり、血管の過剰な膨張を抑えれば良いということです。
おでこ・目の辺りを冷たいタオル等で冷やすと、血管の膨張を抑える効果が期待できます。
利尿作用の高い飲み物によって、水分を体の外に出す事も良いとされます。
血中の水分が減少することで、血管を収縮させる意味があります。脳は、目からも刺激を受けますので、しばらく目を閉じて安静にする事も有効な対処法になります。

偏頭痛の注意点

・肩や首のマッサージをしてはダメです!
  血管が余計に広がって、傷みが増してしまいます。

・パチンコ、カラオケボックス、スマホ、パソコンなどは見ないようにしましょう!
  目からの刺激も、偏頭痛を引き起こします。

・反射光に気を付ける!
  太陽の光と洗濯物の白さで脳が一気に興奮状態になりますし、海やプール等で水面の太陽反射も良くありません。反射光に要注意な季節なのです。

 

偏頭痛の予防!

季節の食べ物を食べましょう!
  スイカ、キュウリ、トマト、ほうれん草、豆腐等は、など夏の食べ物は、マグネシウムが豊富で、脳の血管収縮を安定させます。

リラックスしましょう!
  イライラしている自分に気付いたり、ストレスを感じた時には、意識してリラックスするようにしましょう。温度にも注意して、のぼせないようにすると良いでしょう。

サングラスを携帯して目からの刺激にも気を付けましょう!

 

まとめ

夏の偏頭痛の多くは、光の反射による刺激と、患部付近の温度が原因になります。
血管を膨張させないように事前の予防策が効きますよ♪ 痛みが発生した時には、冷やして目を閉じる事を試してみてくださいね。