かわいくて簡単!育てて楽しい多肉植物の魅力を大解剖
マンションやワンルームでも育てやすい多肉植物に注目が集まっています。肉厚でぷっくりした葉のかわいらしい感じが魅力的です。飴細工や樹脂でできた雑貨の置物のような佇まいもポイントです。
色もカラフルで緑色や紫色、黄色などの色味が薄くノルディックな印象も与えてくれます。ホームセンターや園芸店で見かけてつい買ってしまいたくなるのもよくわかります。
ここでは見ているだけでほっこりできる多肉植物の魅力と育て方をご紹介しましょう。
多肉植物とは?
部屋のインテリアに欠かせない緑・・・観葉植物とともに最近人気が集まっているのが多肉植物です。多肉植物は花の鉢植えや観葉植物より管理がしやすく、幻想的な雰囲気があるので人気です。
ぷくっとした葉の部分には水分をため込んでいます。これが多肉植物の特徴です。サボテンも自分自身で空気中や土壌の水分を吸収して貯めておくことができるので、似たジャンルに分類されます。ただ、一般には多肉植物とサボテンは園芸コーナーでも別ジャンルで扱われています。
そもそも多肉植物の原産地はどのあたりでしょうか。実は、多肉植物の産地は世界中に広がっています。中南米やアフリカが有名ですが、そのほかにも中国や中近東などその土地ごとにいろいろな種類が育ちます。そして、近年の多肉植物ブームを受けて、次々と交配が進められ、現在はなんと!2万種類以上のバラエティがあります。
水がいらないって本当?
サボテンと多肉植物を一緒に考える人がいるようですが、要注意です。というのも、砂漠で育つサボテンは水やりがほとんど必要ありません。一方、多肉植物はイメージと違ってとても水を好みます。ただ、花や観葉植物と同じように水やりをすると根腐れされる原因になります。サボテン並みに控えめで水の管理をしてあげることが多肉植物を長く楽しむための最大の秘訣です。
どんな種類がある?
代表的な多肉植物といえば、キダチアロエです。よく庭先やプランターで見かけ、民間療法ではヤケドや肌荒れ、胃薬として使われたりします。
アロエは枯れにくく、とても育てやすい多肉植物です。水やりの心配がほとんどなく、夏にも冬にも強い種類です。ただ冬に気温が0度を下回る地域なら、室内の日当たりの良い場所に入れておきましょう。
簡単に増やせます
多肉植物は葉挿しや挿し芽、株分けなどで簡単に増やすことができます。増やす際も、とにかく水のやり過ぎにだけは注意して、根腐れさせないように気をつけましょう。また、普段から直射日光は避けつつ日当たりの良い場所で管理することが大切です。
初心者におすすめの種類は?
人間の指のようなかわいらしいかたちのルビーネックレスは初心者でも育てやすいといわれています。マスカットの粒のようで先端が薄く紫色に変色する姿がとてもかわいらしい多肉植物です。気温の変化に強く、丈夫なため屋内でも屋外でも管理できます。
まとめ
多肉植物は「世話をしすぎない」「放任主義」ぐらいでちょうどうまく育てられる面白い植物です。余りに寒すぎたり暑すぎたりする場所はNGですが、基本的に丈夫な植物なので、気楽な気分で育ててみてはいかがでしょうか。きっと部屋のアクセントになって楽しいインテリアづくりにつながります。